新型コロナ

エアロゾル感染をわかりやすく説明!飛沫と空気感染となにが違うの?

中国メディアで、新型コロナウイルスの感染経由が飛沫感染や空気感染、接触感染だけではなくエアロゾル感染もあると発表されました。

エアロゾル自体なじみのない言葉なので、どのようなものなのか?

そもそも、そのエアロゾル感染とは一体どのような感染なのか?

飛沫感染や空気感染、接触感染となにが違うのかを、
わかりやすく説明したいと思います!

エアロゾル感染とは?

エアロゾル感染を簡単に説明すると、くしゃみなどで飛沫した水分に含まれたウイルスが感染力を持っている状態で、乾燥するまで空気中に漂ったウイルスから感染することです。

イメージとしてはタバコの煙のようなイメージで、霧吹きの霧をより細かく微細にすると、もう少し遠くまで風で流されるようになるような感じです。

もう少し詳しく説明すると、病原菌であるウイルスが床に落ちた後に、乾燥して飛沫となり空気中を長時間漂い浮遊している状態がエアロゾルと呼ばれていて、そのエアロゾルでの感染がエアロゾル感染です。

ノロウイルスやインフルエンザウイルス、SARSと同じということですね。

インフルエンザウイルスとの違いは、インフルエンザウイルスが外科用マスクで予防対策できるのに対して、新型コロナウイルスはn95マスクでないと粒子が細かすぎて防げないのが難点です。

飛沫感染や空気感染とは違うのか?

飛沫感染は、咳やくしゃみをすると口や鼻から細かい水滴が拡散され飛び散ります。
その細かい水滴が飛沫で、飛沫に病原菌であるウイルスが含まれて吸い込むことにより感染するのが飛沫感染です。

空気感染は、飛沫核感染とも言われ飛沫核は、飛沫の水分が蒸発した細かな粒子のことです。
その細かな粒子を吸い込むことで感染するのが飛沫核感染であり、空気感染ということです。
ウイルスが水分を失っても感染力が強いわけです。
長時間浮遊し、遠くまで飛んでいってしまうので、距離が十分にとっていても感染するわけです。
例えば、結核やはしか、水ぼうそうなどが空気感染する主な病気です。

飛沫感染と空気感染で誤解が?

飛沫感染と空気感染でネットでは誤解が生じています。

エアロゾル感染は空気感染ではありません。

くれぐれも空気感染と混乱せず、確かな情報をメディアが報道していただきたいですね!

中国の国営放送が警鐘

中国の国営放送でも警鐘を鳴らしています。

新型コロナウイルスは、エアロゾル感染もするので、全ての社会活動をやめて、家庭内の消毒をするよう報道したようです。

中国での感染者数を考えると、新型コロナウイルスはかなり深刻な問題であるのだと思われます。

その深刻さをイギリスBBCやアジア・インドでは、大々的に報道されているのに対し、日本のメディアやテレビで報道しないのは問題ではないかと思います。

まとめ

エアロゾル感染について、わかりやすく説明しました!

空気感染と誤解されるようですが、空気感染とは異なり飛沫感染とほぼ同じ解釈でよいと思います。

日本のメディアでも大々的に報道していただきたいですね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です