合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反で逮捕、起訴された女優の沢尻エリカさんが１２月６日に保釈されました。
沢尻エリカの保釈金
最近では俳優のピエール瀧さんに田口準之助さん小嶺麗奈さん、日産自動車元会長のカルロス・ゴーンさんらが保釈されています。
保釈金額としては
ピエール瀧さん ４００万
田口準之助さん ３００万
小嶺麗奈さん ３００万
カルロス・ゴーンさん ５億＋１０億
カルロス・ゴーンさんに至ってはかなり高額な保釈金額。
他の著名人のかただと、元プロ野球選手の清原さんが５００万。
新井浩文さんも５００万。
ホリエモンこと堀江貴文さんは最終的には６億円。
今回の沢尻エリカさんの保釈金学は５００万。
それなりに大きな金額となっております。
カルロス・ゴーンさん、堀江さんはかなり高額な保釈金ではありますが
それでも一般人にとっては数百万という大金は決してすぐに用意するのは簡単ではありません。
保釈金の仕組みとは？
そもそも保釈金てなんなんだろう？と思うことはありませんか？
流れとしては、犯罪の容疑者として逮捕されたから犯罪者と決定されたわけではなく、
そこから警察で取り調べさらに検察に送られ捜査されます。
その結果、検察が裁判所に訴え起訴されると裁判が行われ、有罪・無罪かの判決が下されることになります。
検察が裁判所に訴えなければ起訴にならず、不起訴になれば釈放となります。
起訴され裁判が始まるまでは長く身柄を拘束されることになりますが、
保釈金を納め保釈されれば一時的に釈放され自宅に帰ることが可能になるということです。
誰もが保釈金を納めれば釈放されるわけではなく、逃亡の可能性がないことや証拠隠滅、周囲に危害を与えないことなどを裁判所が認め保釈金を納めることができれば釈放されます。
保釈金はどう決められる？払った保釈金は？
保釈金の金額は、罪状の重さと保釈金を払う被告人の経済力によって決まります。
なので、罪が重くなれば金額は高くなり、経済力が高ければ高いほど保釈金の金額も高額になります。
なぜなら、戻って来ないと困る…もしくは、無くなると惜しい金額でないと保釈金としての効力が果たせなくなるからです。
そのことを踏まえると芸能人、著名人は高額の保釈金なのだと感じられると思います。
麻薬取締法違反で保釈された有名人の相場は３００万〜５００万です。
その払った保釈金はその後どうなるのかというと、裁判をして判決を受けた時点で
全額変換されます。そこの判決が有罪でも無罪であっても必ずお金は戻ります。
なので、保釈金とは身柄を拘束せずともちゃんと裁判ができるようにするために一時的にお金を預けておくことになるということです。
保釈の禁止事項を守らなかったり、裁判に出廷しなかった場合には、保釈金の一部もしくは全額没収になることがあります。
沢尻エリカさんについてはこれからどうなるのか、まだまだ目が離せない状況が続きますね！
