新型コロナ

新型コロナに実際に感染した体験者の話!感染した際の詳細な情報!

新型コロナウイルスの感染拡大により、4月7日に安倍首相が「緊急事態宣言」を発令しました。

対象地域は、感染が拡大している東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7都府県となっており、期間はGW(ゴールデンウィーク)の大型連休の終わる5月6日までとなっています。

記者会見で安倍首相は「今のままのペースで感染拡大が続けば感染者が2週間後には1万人、1ヶ月後には8万人を越える」と指摘しました。

誰もがいつ新型コロナに感染してもおかしくない状況ですが、すでに新型コロナに感染し自宅療養している方の貴重な意見が聞けましたので、新型コロナに感染したときの症状や入院中の状況など詳細をお伝えしたいと思います。

新型コロナに実際に感染した体験者の話

新型コロナに実際に感染した体験者は、神奈川県在住のAさんです。

Aさんは4月6日まで神奈川県内の病院に入院していたそうで、現在は自宅療養中とのことです。

Aさんの新型コロナ感染の詳細は

・3月21日頃から発熱(37.5分)が続いており、なおかつ喉の痛みがあったのでかかりつけの医療機関を受診。

・その当時はコロナウイルスなのかも?といった懸念は一切無く、ただの風邪だと思い診察を受けた。

・医療機関で処方されたのは一般的なお薬で、
アセトアミノフェン、イブプロフェンを処方。

・処方薬は3日服用し、薬を飲み続けているものの発熱や倦怠感、咳が収まらずこれはおかしいと思い、再度かかりつけの医療機関を受診。

・その際、かかりつけの医療機関に紹介状を書いてもらい、PCR検査を承っている他院の医療機関を受診。

・PCR検査の3日後に陽性と診断。

・その時にはすでに呼吸の苦しさ(ぜいぜいといった感じ)が続いており、3月26日より入院の措置となった。

・その際、クラスター(感染の特定源)を事細かく聞かれ
過去2週間の行動履歴を話す。

・医師によるとAさんjような症状は「軽傷」扱いとのこと。
呼吸困難に近いようなぜいぜいとした息苦しさでも「軽症」。

・入院中は48時間ごとにPCRの検査をされる。

・Aさんの場合、症状が治るまで8日間、PCRの検査が陰性となるまで9日間続き

・このPCR検査の陰性が2回連続で確認されると、「陰転化」となり退院。

・Aさんの場合3月26日〜4月6日まで県内の病院にて入院。

・現在は症状が引いた為、自宅待機という措置。

過去2週間の行動歴で思い当たるのは、Aさんは都内のバーに行っていた事から、おそらくそこで保菌者と接触したものと思われます。

実際に感染した体験者であるAさんの入院や症状の体験談

新型コロナ陽性と判明され新たにお薬は処方されることはなく、処方された薬は解熱剤と咳止めのようなお薬のみだったようです。

新型コロナウイルスに対する特効薬はなく、Aさん自身の回復を待つのみだったとのことです。

特効薬はないので、免疫力の低い高齢者の方は重症化しやすいと伝えられたそうです。

Aさん自身、入院は初めてだったとのことで食事は通常の入院食のようなもので特別変わりはなかったそうです。

現在は「陰転化」といわれ、PCR検査上では陰性との結果ですがまだ新型コロナウイルスを保菌している可能性があるとのことで、あくまで自宅待機となっているそうです。

濃厚接触者の確認

Aさんが始めに受診した医療機関の医師や看護師、居合わせた患者さんは濃厚接触者として捉えられるそうで、Aさんの通った場所全てが濃厚接触者扱いとなるとのことです。

過去2週間の行動履歴を詳細に調べられ、手帳みたいなものに過去2週間の時系列毎にどこに行ったか、全て嘘偽りなく記入したされたそうです。

機密保持契約同意書の紙は別紙で記入とのことです。

実際に体験した新型コロナ初期症状について

Aさんの新型コロナの初期症状は、微熱が続き喉の痛みや乾いた咳の症状が現れたそうで解熱剤を飲んでも熱は収まらず、当初は単なる風邪にしか思えなかったと。

息苦しさを感じたのは、新型コロナの陽性結果が出てからで呼吸困難の症状が現れたそうです。

しかし、呼吸困難の症状が出ても「軽症」扱いだそうでAさんは正直ダメかと思いましたと。

ですが、肺炎に移行しない限り普段の入院措置のみで終わりで、あくまで自然治癒を待つ事しかできないそうです。

Aさんの場合は早期発見だとのことで、入院後に息苦しさを感じたので迅速に対応してくれたそうです、

Aさんは「順序よく悪化するのではなく急に来ます。少しでも違和感を感じたらすぐに医療機関を受診することをお勧めいたします。」と。

味覚や嗅覚がなくなる症状は出たのか?

味覚や嗅覚の変化についてはAさんはわからなかったとのことです。

病院食に関しては薄口の味付けかなと思ったくらいだそうで、入院前も普段通りの食事をしていたが味覚、嗅覚の変化はなかったとされます。

PCR検査について

PCR検査はAさんの希望というわけではなく、セカンドオピニオン時にPCR検査されたそうです。

息苦しくても人工呼吸器は使用されない?

Aさんは息苦しさを訴えましたが、人工呼吸器はつけられませんでした。

いわゆるレントゲン?CT?撮影したが肺に影が無かった為人工呼吸器はなくボンベによる酸素吸入等はしてなかったと。

あまりにもひどいようなら付けると言われたそうですなぜいぜいとしているくらいだったので付けなかった模様です。

それでもかなりキツかったと。

肺に影がないのに苦しいとは、怖いですね…

退院時には?

このような退院される患者さんに渡される用紙をもらったとのことです。

※Aさんの本紙ではありません。

入院費用については、「指定感染症」扱いなので入院費、治療費は公費でまかなわれたそうです。
Aさん自身が払ったお金は、かかりつけの医療機関のみです。

退院後の生活は?

現在は退院されていて自宅療養中のAさんですが、退院されて体調は完全に戻っているのでしょうか?

体の違和感は少しずつ戻りつつあるものの、体の倦怠感はいまだに抜けきらないとのこと。

その倦怠感が、新型コロナによるものなのか入院生活による身体機能の衰えなのかはわからないそうです。

実際に新型コロナを体験したAさんからのアドバイス

3密という言葉が叫ばれておりますが、罹患(りかん)してしまったのは私自身の過失以外の何者でもございません。
もしかしたら私が保菌者としてコロナをばら撒いていた可能性もございますし、同様に無症状の陽性患者がばらまいているかもしれません。

潜伏期間はおおよそ2週間ほどと言われておりますが、私は自粛要請が出る前に都内のバーにて飲食をしておりました。

その時の街の様子は、以前と変わらず活気付いておりました。

つまり、二週間前の人の動きが今のコロナウイルス罹患の現状となっています。

罹患(りかん)した身で偉そうな事を言うのは大変恐縮ですが、今からできる事はとにかく3密を避ける事、うがい手洗いを徹底する事、可能な限り外出を自粛する事に尽きると思います。

医療現場が崩壊しかけていると4月7日に総理より会見がありましたが、まずは医療機関の受診を願います。
少しでも違和感を感じたら直ぐに問い合わせて下さい。
院内感染もありうるので症状をかかりつけの病院に伝えるだけでも良いので、まずはプロの意見を仰ぐ事が大事だと思っております。

コロナウイルスは単なるインフルエンザだと思ってはいけません。

急激に悪化するウイルスですので、持病のある方、ご高齢の方々は特に気を付けてください。
私は20代で、今まで大きな病気や持病はございませんでしたが、呼吸が苦しくなる程辛い症状が出ました。
それでも「軽症」扱いなのです。それ程までにこのウイルスは恐ろしいものなのです。

一刻も早く連鎖を収束させる為には、皆様一人一人の予防が大事だと痛感しております。
何故なら、私自身が軽率だったからです。

どうか、自分自身を守る為にも
人混みには行かない
うがい手洗いの徹底
てすりなどをハイターで滅菌
これらを徹底して下さい。

よろしくお願いします。

とのことです。

Aさんは自らが軽率だったとおっしゃってますが、誰もが感染してもおかしくない状況なのです。

現在も無症状保菌者として行動しているのかもしれない人たちは多く存在していると思われます。

本当に明日は我が身ですので、皆様方も自身のお身体をどうか大切にしましょう。

そして予防に努めましょう。

1人1人が意識を持ち行動に移すことで、必ず事態は収束して行くことを心から願っております。

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